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静脈内鎮静法

IV Sedation

(公社)日本口腔外科学会認定「口腔外科専門医」による診療
静脈内鎮静法(セデーション)について|あぶかわ歯科・口腔外科 – ときわ台駅徒歩2分

IV Sedation

静脈内鎮静法

静脈内鎮静法(セデーション)について

治療時の不安や恐怖感により緊張した状態を、静脈麻酔薬を用いてリラックスさせ、落ち着いて快適に治療を受けていただくことができます。 完全に意識はなくなる状態ではなく、「うとうとし、指示には従え、入眠しても呼びかけで目を覚ます」状態で治療を行います。

静脈内鎮静法は、気管内挿管による全身麻酔を行うスキルを有する歯科麻酔専門医が行います。治療終了後は、ふらつきや眠気などが回復するまで院内のリカバリールーム(個室)でお休みいただきます。

歯科麻酔専門医による管理
歯科麻酔専門医による管理
術後はソファーのある個室リカバリールームで回復を待ちます。
術後はソファーのある個室
リカバリールームで回復を待ちます。

全体の流れ

  1. モニター(血圧計、心電図、パルスオキシメータ)を装着します。
  2. 点滴を行います。必要に応じて酸素を投与します。
  3. 麻酔薬の投与を行います。
  4. 薬剤の効果(うとうとした状態)を確認し、処置を始めます。
  5. 治療終了後、ふらつきや眠気などが回復するまで院内でお待ちいただきます(約1時間)。

注意点

  1. 当日は、自動車、オートバイ、自転車などの運転はできません。
  2. 当日は予約時間の6時間前まで軽食の摂取が可能です。
    予約時間の2時間前まで水、果肉を含まないフルーツジュース、炭酸飲料、お茶、スポーツドリンク、コーヒーの摂取ができます。
  3. マニキュア、つけ爪などは控えて下さい。
  4. 眠気やふらつきが残る場合がありますので、十分な回復を待ってから帰宅していただきます。
  5. 原則として付き添いの方と一緒に帰宅していただきます。

補足

静脈内鎮静法は、治療にともなうストレスを軽減し、高血圧、狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、脳出血などの基礎疾患を有する患者様、あるいは心肺予備力の低下したご高齢の方などで全身的偶発症リスクを軽減する目的にも用いられます。