歯科
Dental Services
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歯周病は心疾患、脳血管疾患、糖尿病をはじめとする多くの全身疾患に影響・関係しています。自覚症状に乏しいため、気づかないうちに進行してしまいます。当院ではガイドラインに沿った科学的根拠のある診療を行っています。
歯周病の原因となる歯垢(プラーク)は見えにくく、磨き残しがある場合が多いものです。はじめに歯科衛生士による歯磨き指導が必須です。歯周病治療において最も重要なプロセスです。
心疾患、脳血管疾患、糖尿病、早産、低体重児出産、誤嚥性肺炎、悪性腫瘍など。最近では認知症との関連が指摘されています。
◎当院では病院での手術を控えた患者さんの手術前・手術後の口腔ケアも行います。
術前・術後の口腔ケアを行うことにより、手術後の肺炎などの合併症が少なくなり、入院期間が短くなることがわかっています。病院で手術をうける場合はご相談ください。
持病を患っていて歯科にかかるのが心配な方。医科主治医から処方される内服薬が多く、どこの歯科にかかったらよいかわからない。という方もおられると思います。問診のうえ、お薬手帳、血液検査の結果を確認させていただきます。場合によっては医科主治医と連絡をとって治療を進めます。
妊娠中は女性ホルモンのバランスにより、お口のトラブルが増えやすくなります(妊娠性歯肉炎など)。予防が重要ですが、病状によっては投薬や局所麻酔下での処置が避けられない場合もあります。当院では十分な病状説明のうえでリスクの少ない治療を検討します。
叢生(そうせい)
歯がでこぼこに並んでいる状態のことをいいます。この状態は歯磨きのときにブラシがしっかりと届きにくく歯垢が残りやすいため、むし歯や歯槽膿漏の原因になります。
空隙歯列(くうげきしれつ)
歯と歯の間に隙間ができている状態です。これはあごの骨の大きさに対して歯が小さいことが原因です。隙間があると食べ物が詰まりやすくなり、むし歯や歯周病の原因になります。
交叉咬合(こうさこうごう)
上下の噛み合わせが横にずれている状態をいいます。左右のあごに成長の差が出ることにより顔が歪んでしまう場合があります。
主に小児の歯磨き指導(保護者も含めて)、フッ素塗布、シーラント処置を行い、むし歯の予防に重点を置いた管理をします。
口腔衛生に対する意識の高まりから、歯の色調を白く保つニーズは年齢を問わず高まっています。院内で行う「オフィスホワイトニング」や自宅で行う「ホームホワイトニング」に対応しております。
微粒子パウダーが、歯面の着色やバイオフィルム(細菌の膜)の除去に効果を発揮します。歯と歯の間など、アクセスしづらい困難な部位にも容易にアクセスできるので、効果的なクリーニングが可能です。
睡眠時無呼吸症候群はニュースでも頻繁に取り上げられ、社会問題化している印象があります。「睡眠中に呼吸が長時間止まる」現象です。われわれ歯科が関与するのは閉塞性睡眠時無呼吸症候群で、重力の影響を受け、口蓋垂(のどちんこ)、舌根部が沈下して気道が狭くなる方になります。
◎睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合には、はじめに連携する循環器内科や呼吸器内科に紹介させていただきます。内科の診断で口腔内装置(マウスピース)の適応がある場合に装置を作成することになります。